2010年5月28日 (金)

Item47 ドラマチックな展覧会

Torino_a_2 神戸市立博物館で開催中の「トリノ・エジプト展」に行ってきました。トリノとエジプトがどうつながっているのかと思っていたら、トリノにあるエジプト博物館の収蔵品が来ているのでした。トリノ・エジプト博物館は、ナポレオンのエジプト遠征に従軍し、フランスのエジプト総領事になった、イタリア人ベルナルディーノ・ドロヴェッティの収集品をイタリア政府が購入し、それをもとに創設した博物館だとのこと。なるほど、そういうつながりだったのですね。この博物館の特徴は、その展示方法で、米アカデミー賞受賞美術監督ダンテ・フェレッティによる、照明と鏡を駆使した彫像ギャラリーの演出が注目を集めているとのこと。今回の神戸の展示にも、その中から彫像が来ていて、まわりに鏡を張りめぐらせたり、後ろから光を当てたりと展示方法工夫を凝らして、神秘的な空間が創り出されていました。さすがはイタリア、おしゃれでスタイリッシュな演出は、他のエジプト博物館とは違うなと感心させられました。そのほかには彩色木棺や、死者の書、パピルス文書の美しさや精巧さに目を引かれました。最後のグッズ・コーナーでは、なんと山岸凉子さんのポストカード・セットを発見。絵と色の美しさに引き込まれて購入しました。『ハトシェプスト』『イシス』『ツタンカーメン』の表紙絵ですね。Torino_b

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2009年3月26日 (木)

Item44 ベリーダンス

Bellydance 先日、仕事部屋の棚の中を整理していたら、イギリスに留学していたときに現地で入手したカセットテープの数々が出てきました。その中に、この怪しげな1本が。語学学校で知り合ったエジプト人の友人宅を夏休みに訪ねていったとき、カイロのホテルのバーへベリーダンスを見に連れていってもらい、いたく感動している私に、その友人がエジプトみやげにということで、このベリーダンスの音楽のテープをくれたのでした。テープレコーダーを処分してしまったので、もう聴けませんが、あのとき目の前で見たクネクネ動くおなかのことは、いまだにはっきり覚えています。あれだけおなかを動かしているわりには肉づきがいいな~なんて思ったものですが、ふっくらしているほうが、よりセクシーに見えるのかもしれませんね(^^)。

Tannka ベリーダンスといえば、作詞家の阿木燿子さんが初監督を務められた映画『TANNKA 短歌』(出演:黒谷友香さん、黄井田将也さん)は、とても印象的でした。俵万智さんの処女小説『トリアングル』を原作にしたラブ・ストーリーなのですが、とにかく映像がきれい。ベリーダンスを踊る黒谷友香さんの美しさには圧倒されました(おなかふっくらではありませんが、とてもセクシーです!)。宇崎竜童さんのアラビックな音楽がまた心地よくて、サントラCDも購入。ベリーダンスにご興味がある方には、ぜひお勧めしたい作品です。

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2008年10月 7日 (火)

Item43 エジプトの美

Art 大丸ミュージアムKOBEで開かれた「イートン・カレッジ/ダーラム大学所蔵 古代エジプトの美展」に行ってきました。大英博物館やカイロ博物館の所蔵品は何度か見たことがありますが、世界的に著名なエジプト美術コレクションを有するイギリスの2校から、日本初公開となる作品約300点が展示されるとあって、楽しみにして行きました。その感想は……ひとことで言って圧巻でした! 「古代エジプトの美展」というだけあって、あんな大昔にどうやってこんな繊細な細工ができたのだろうと、驚かされる作品ばかり。アクセサリーや小物類はとくに美しく、今でも充分に使えそうな洒落たデザインのものがたくさんありました。指輪や小箱、ワインカップ等々、レプリカがあれば欲しいものがいろいろとあったのですが、そのあたりはやはり学校ということで、製造販売はしていないようで、ちょっと残念。でも、たっぷり目を楽しませてもらいました。機会があれば、もう一度見に行きたいくらい。いつもとはひと味違う、エレガントなエジプト展でした。

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2007年6月14日 (木)

Item40 エジプト館

Kitaoumi_2 先日の早朝、琵琶湖一周のドライブ(といっても運転は主人)に出かけました。滋賀県は近いようで遠く、いつも通過するばかりで、ゆっくり観光したのは今回が初めて。途中、北近江リゾートというところを通りかかったとき、「エジプト館」という文字を見つけてびっくりしました。調べてみると、「愛・地球博」に出展していたエジプト館を移設したものだそうで、去年の秋にグランドオープンしたばかりということ。博覧会で使った物が捨てられずにこうして再利用されているのは、うれしいことですね。中を見たかったのですが、まだ開館時間になっていなかったので、外から写真だけ撮ってきました。建物はイシス神殿をモデルにしたとのことですが、その雰囲気がよく出ており、それが周囲の景色にも違和感なく溶け込んでいて、なかなかいい眺め。滋賀は琵琶湖の、エジプトはナイル川の恩恵を受けた土地ということで、どこか似たところがあるのかもしれません。館内には、ツタンカーメンの黄金マスクやロゼッタストーンなどを精巧に再現したレプリカが多数展示されており、オリジナルグッズを販売するミュージアムショップもあるとのこと。さらに興味を引かれるのは、「ラ・ピラミッド」というダイニング。エジプト野菜のモロヘイヤのスープや、ターメイヤ(そら豆のコロッケ。アレクサンドリアの郷土料理)、コシャリ(米、パスタにひよこ豆を混ぜ、トマトソースをかけたもの。エジプトの庶民料理)、エジプトのパン、クレオパトラの紅茶といったエジプト料理を出しているそうで、今回は味わえなくて残念。でも、ここにエジプト館があることを発見できただけでも、早起きした甲斐があったというものです。Kitaoumi_1_2

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2007年4月14日 (土)

Item39 大英博物館 ミイラと古代エジプト展

Mummy_a 神戸市立博物館で開催中の「大英博物館 ミイラと古代エジプト展」に行ってきました。今回の見どころは、なんといっても3Dシアターの映像。『ミイラ-その内側に秘められた謎』というタイトルの約20分の映像は、高橋克典さんのナレーションで、ミイラづくりの過程や古代エジプトの生活の様子などを紹介したものなのですが、ミイラの体内に入っていく映像などは3Dならではの立体感が味わえて、とても楽しめました。ミイラの棺が突然飛び出して見えたりしたときには、(自分も含めて)思わずのけぞっているお客さんもおられて、おかしかったです。展示品では、《アンクエフエンコンスの供養碑》に興味を引かれました。供養碑とは、死者に供物が届けられることを祈願した内容を書いて墓に納めるもので、この碑にはパンやビール、牝牛などが与えるようにと書かれています。そのほか、ファイアンス製の《奉納用アンク》にはその立派さに、金と紅玉随とラピスラズリの《トカゲ形護符の首飾り》にはその精巧さに驚かされました。記念にポストカードと、ロゼッタ・ストーンの解説小冊子を購入。ここにはロゼッタ・ストーン発見のストーリーや、大英博物館に来ることになったいきさつなどが詳しく書かれ、刻文の完全な翻訳も載っているので、いつか仕事に役立ってくれるかと期待を込めて。Mummy_d Mummy_c_1 

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2006年10月23日 (月)

Item36 早大エジプト発掘40年展

Yoshimura_1_3 Yoshimura_2_4 美術館「えき」KYOTOへ「吉村作治の早大エジプト発掘40年展」を観に行ってきました。吉村先生率いる早稲田大学古代エジプト調査隊は、発掘品をエジプト国外に持ち出すことはせずに保存・研究を行ってきましたが、今回はエジプト政府の特別の協力により、日本で初めてその発掘品を公開するとのこと。しかも、この展覧会が終われば発掘品はエジプトに渡してしまうため、日本公開はこれが最初で最後になるとのこと。吉村先生のトークショーとサイン会もあり、会場は大盛況でした。ひとりひとりに丁寧に応対してくださる吉村先生。貴重な発掘品の数々を目にすることができただけでなく、先生のすばらしいお人柄に触れることもできて、心に残る京都の一日となりました。左の写真は展覧会のパンフレット。右は、展示品の中で最も気に入った《ファイアンス製胸飾り》の写真入りクリアファイルです。

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